2006年05月23日

週刊アスキーにRMTの「緊急企画」が!

今日、コンビニで朝買ってきました『週刊アスキー』P.108〜109に「RMT問題を真剣に考える!!」という記事が出ていました。

先般話題となりましたアスキー誌の取材形式漫画『カオスだもんね!』中において、RMT業者が取材され(4Gamer.netの対談相手のGM Exchangeさんです)、その内容がRMT業者の話すことを一方的に伝えるに近いものであったことから、ネトゲプレイヤーの間で大層話題になっていて、アスキー社にも相当の意見が寄せられたとは聞いていましたが、それを受けての取り組みとのことです。

「真剣に考える!!」と銘打たれてはいるものの、記事を見る限りでは、アスキーさんが意見を述べているのではなく(考えるための素材を提供している)、実際に考えているのはユーザーだと思いますが。さて、この記事を読んで思ったことを書いてみたいと思います。
この記事はいくつかの部分に分かれています。

・導入部分
・RMTの現況と問題点(図あり)
・ユーザーアンケート
 −Q1.RMTに賛成or反対?
 −Q2.RMTを利用したことがあるか?
 −Q3.どんな形で利用したか
・ゲーム運営社(6社)とRMT業者(3社)のコメント
・今後の業界動向は?
・ご意見募集

とまあ、こういう構成なのですが、全体的に「べき論」ではないため、RMT反対派としてはキップのいい意見が読めるべくもなく、アンケート部分、運営社のコメントの部分を読んで、まあそれなりに「そうだよなぁ」と思うしかないと思います。

逆に、RMT業者の意見で「RMT業者はコバンザメ事業」と言い切っているところがあって、開き直りもここまでくれば立派だと皮肉ってみたくもなりましたが……。コバンザメなんてのは、文化や商習慣を持たない魚の世界だから成立しているんであって、これだけ問題化していることを自認しているにも関わらず、人の庭で勝手に商売して飯の種にしていいってことにはならんですよwww(←wを嘲笑の意味で使うのはこのブログ初だと思いますが、ちょっと砕けすぎだな、こりゃ……。)

「国内オンラインゲームを取りまくRMT問題」という図があるのですが、白黒ページだとこれが限界(わかりやすさとわかりにくさの中間)だなぁと思いました。自分だったら、ゲームプレイヤーがゲーム内で蒙る問題点と、現金の海外流出、不正アクセス等の違法・脱法に関わる部分は色や囲みの形を変えてわざわざ「RMTは危険地帯」であることを強調したりするけどね……

あと、最近「RMTはグレーゾーン」なんて言葉を使うじゃない? グレーゾーンという言葉の持つグレーさ自体が問題だと自分は思っています。「メーカーは禁止しているが法的拘束力を持たない」故にグレーゾーンと表記するわけですが、「メーカーが禁止しているにも関わらずやってしまっている」点で既にレッドゾーン(黒白で言うなら黒)であることが隠されてしまっているんです。「グレーゾーン」という言葉を用いることによって、「レッド」→「グレー」へ一段階良い印象へ引き上げているんだよ! Ω ΩΩ<なんだってー!!! みたいな。

法的拘束力の有無は、いつも言うようにレイヤーが違うんだ、と。正論を唱えたいなら、法律に触れてなければ何だってOKと言えばそりゃそういう流れになるし、流される人も出てくるだろうよ。だが、そんな自己正当性を叫ぶだけの「正論」なら要らない、大切なのはそれがネトゲ業界にとって「正義」かどうかだってんだよYO!

最後に。この記事でRMTに関するコメントを寄せた各ゲーム運営社さんにより一層のエールを贈りたく、なんで自分のところにコメント依頼が来なかったのかを考えるにつけ、まだまだハイファイブはちっぽい会社なので頑張っていきたい!と思った次第(笑)。
[ブラキン] [天道] posted by 塩肉(Sionic) at 12:49 | TrackBack(1) | 業界トピックス
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[MMORPG全般] 塩肉さんが週刊アスキーのRMT特集を斬る!
Excerpt: ハイファイブ エンターテイメントの社長、塩肉さんこと、澤さんのブログで週刊アスキーのRMT記事についての投稿をしています。 ネトゲナウブログ: 週刊アスキーにRMTの「緊急企画」が! 週刊..
Weblog: Yanのプリ日記
Tracked: 2006-05-23 13:44
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